元ビートルズのポール・マッカートニーとウイングス
元ビートルズでこの頃、最も活躍しているのはポール・マッカートニーです。
この頃というのは1975年です。
既にウイングスを結成し、何曲かのヒット曲と何枚かのアルバムを出していました。
そしてこの年に発表したアルバムが「ビーナスアンドマーズ」ヒットした曲が「あの娘におせっかい」です。
ビートルズ解散劇ではなんとなく悪者にされてしまったポールです。
それでもアルバムを作り続けて「マッカートニー」「ラム」とリリースします。
その後、ウイングスを結成し「ワイルドライフ」「レッド・ローズ・スピードウェイ」「バンド・オン・ザ・ラン」と出し続けます。
とにかくバンド活動をしてライブをしたいという希望です。
ジョン・レノンからポールを中傷するような曲を出されたこともありました。
ビートルズに縛られたくないのでヒット曲もたくさん作りました。
「マイ・ラブ」「死ぬのは奴らだ」「ジェット」「バンド・オン・ザ・ラン」など。
しかし、デニー・レイン以外のメンバーは長く居着いてくれません。
やっと、メンバーが固まってきたかなぁと思えるアルバムが「ビーナスアンドマーズ」でした。

本日の一曲
「あの娘におせっかい」です。
原題をカタカナ表記すると「リッスン・トゥ・ホワット・ザ・マン・セッド」
いい邦題ですよね。
最初のベストアルバム「ウイングス・グレイテスト・ヒッツ」にはなぜか入りませんでしたが、その後の「オール・ザ・ベスト」からはほぼ入っています。
ライブでも取り上げられています。
ヴィーナス・アンド・マース(紙ジャケット仕様)