エアロスミスのスティーブン・タイラーとジョー・ペリー
クイーン、キッスときたら、エアロスミスが来ないわけにはいきません。
「クイーン、キッス、エアロスミス」と言うのが、言いやすいのでこの順番ですから、エアロスミスが一番でも構わないのです。
バンド自体は本格的な活動をしていませんが、フロントマンのスティーブン・タイラーは、今でも元気です。
エアロスミス、ナンバーワン説は十分頷けます。
もちろんジョー・ペリー、トム・ハミルトン、ブラッド・ウィットフォード、ジョーイ・クレイマーと素晴らしいラインナップです。
最初の頃は、エアロスミスはローリング・ストーンズにそっくりでした。
スティーブン・タイラーは顔までミック・ジャガーに似ていました。
ジョー・ペリーの顔はキース・リチャーズにはそれほど似てないと思います。
でも、マイクを間に挟んで歌う二人の姿はストーンズそっくりでした。
サウンド的にも似ていました。
ファーストアルバムはストーンズの影響を受けた曲もあります。
ただ、そればっかりじゃいけないということで徐々にストーンズ職を脱していって、3枚目の「闇夜のヘヴィーロック」当たりではかなりオリジナル色が強くなってきています。
そして、初期の名作「ロックス」が発表される頃には日本でも火が付きました。

本日の一曲
「ロックス」からまず売れたのが「ラスト・チャイルド」なのですが、同時に過去の作品もどんどん人気が高くなっていきます。
特にエアロスミスは邦題に特徴があるものもありました。
「ウォーク・ディス・ウェイ」は当初「お説教」でした。
なるほどねぇ、って感じでしょ。
「スウィート・エモーション」は「やりたい気持ち」でした。
気持ちはわかるけど、両方とも売れませんよね。
ただこれら2曲も含めて、オンエアの機会は増えています。
続くシングル「ホーム・トゥナイト」「バック・イン・ザ・サドル」だったり、それより前に発表された「ママキン」もオンエアされます。
そんな中ファーストアルバムの曲が再発され大ヒットします。
それが本日の1曲「ドリーム・オン」です。
エアロスミスの原点にして、最高傑作と呼んでいいほどの珠玉のバラードナンバーです。
野獣生誕(エアロスミスI)(紙ジャケット仕様)